お墓を長持ちさせる方法はあるの?

こんにちは牧之原石材です。さて、皆さんはお墓がどのくらい持つのかご存知ですか?現在、お墓に使用されている石は昔のお墓に使用されていた石とは異なり、 御影石が主流になっています。また、石の加工技術が格段に上がっているため、その耐久年数に関しても30年~100年、古いものは約300年前のお墓が現存しています。しかし、30年~300年。大変差があると思いませんか? 今回は【お墓を長持ちさせる方法】について簡単にご説明します。
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2016年6月23日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2019年4月19日に改めて公開しています。

お墓の施工方法

最初に上げられる理由として上げられるのが【施工方法】です。例えば、お墓を建てる際に使用する石材そのものが重い為、それを支える基礎がしっかり施工されていなければ、重みに耐えられず傾き、倒れてしまう事も考えられます。また、静岡県で重要視されるのが耐震です。「どのタイミングで大きな地震が来るか分からない」と心配している方も多いのではないでしょうか。全ての地震に耐えきれるとまではいかないとしても、耐震施工をしているかいないかで大きな差が出る訳です。しかも、この基礎・耐震工事はお墓を建て終わった後では見る事ができない部分でもあります。当社ではそういった部分がしっかり施工されている事がわかる工程写真をお墓を建てた後にお渡しする事でご安心いただいています。
カニクレーン
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お墓が建っている場所

次にあげられる理由がお墓の建っている立地やその環境です。最近こそ○○霊園など、お墓の周囲の環境が整備されている墓地が増えていますが、まだ地区の共同墓地等、昔ながらの場所に建っているお墓があります。そのすべてがお墓の耐久年数を下げる立地というわけではありませんが、一年を通して湿気が多い場所などにお墓があり、お墓参りが頻繁に行えない場合は、コケ・シミ・カビ等が発生しやすくなり、結果的にはお墓の耐久年数を下げる要因となる事もあります。そして立地でいうと、山の中間部や崖になっている場所の近くにお墓がある場合、その他の場所にあるお墓と比べて地震や水害等でお墓に何らかの不具合が生じる率が高まる可能性があります。

傾き

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アフターケア

最後に挙げられる理由がお墓を建ててからのアフターケアです。お墓は建てたらそれで終わりではありません。お墓に発生したコケやカビは、お墓のお掃除を定期的に行っていれば初期の段階で未然に防ぎ、少なくとも悪化をさせずに現状で留めることができます。また、お墓のつなぎ目の部分は割れたり亀裂が発生しやすい部分で、そこからお墓の内部に雨水等が侵入してしまう恐れがあります。そういった事からも、お墓を建ててからのお掃除変わった点が無いかの確認をした方が良いでしょう。

まとめ

如何でしたでしょうか。どんなに高価な御影石を使用して建てたとしても、建てるまでの工程や建てた後のメンテナンスを怠ってはお墓を長持ちさせることは難しいのです。気になる方はマキセキまでお気軽にお問い合わせ下さい。
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