現在非常に関心が高まっている「樹木葬」。先日のお客様が、若いご夫婦のご来場だったのですが「将来は木の下に眠れるならいいよね!」など会話をされておられ、皆様の興味や関心の高さを感じました。さて今回は「樹木葬ってそもそもどこに埋葬するの?」というお声の中から、現在進化している樹木葬の種類についてもお話ししていきたいと思います。
2016年6月28日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2020年6月4日に改めて公開しています。
目次
- 樹木葬とは?
- 樹木葬はどこに埋葬するの?
- 現在「選ばれている」樹木葬の種類と形
- まとめ
目次
樹木葬とは?
まずは、樹木葬とはどんなものか?簡潔にまとめると、シンボルツリー(木)や花を墓標とし、その下に、遺骨を埋葬するお墓です。(行政や許可の下りている霊園、または墓地)
樹木葬はどんな人に向いている?詳しくはこちらの記事で↓
樹木葬とは?新しい供養の形ってどんなものがあるの?
樹木葬はどこに埋葬するの?
現在関心の高さや、お客様のニーズに合わせて埋葬方法も多様化しています。その一部をご紹介していきます。
土の中にそのまま埋葬
多くの樹木葬は、「土に還る」という意向から、遺骨を粉骨しパウダー状にして、埋葬場所にそのままお骨を撒いたり、土に還りやすい紙筒・紙袋・布袋・粘土容器などに入れて埋葬します。その際、埋葬した場所の上に、プレート石を置いて墓標にされるタイプもあるようです。
骨壺のまま埋葬
通常のお墓のように「納骨室」のような場所がある樹木葬では、骨壺のまま埋葬します。一定期間埋葬された後、合祀(永代供養塔など)されたりもしています。一定期間内は、通常のお墓のように骨壺で埋葬される為、もし将来的に子孫が新たにお墓を建てられた際にはそちらにお引越しが出来るという所もあるようで、その時の生活状況なども考慮できる樹木葬もあるようです。当社ではそのような樹木葬霊園を開園させて頂いております。↓
現在「選ばれている」樹木葬の種類と形
冒頭でも少しお話ししましたが、現在、樹木葬へのお客様の関心が高く、形やシステムなど多種多様化しています。特にお客様の要望が多いのが、供養面での形です。亡くなられてから数年間は手厚くお墓参りをしてあげたいという要望があり、個別にお花やお線香を手向けられるような樹木葬が選ばれています。また最近では、お墓参りに来てもらえない、管理を行えず無縁墓になることを心配される方も多く、一定期間を経過後、永代供養塔へ移るタイプや定期法要などがセットされているかなどを気にされる方も多いようです。当社の霊園ではお墓の状態で永久管理できる形をとっており大変好評を頂いております。
まとめ
樹木葬といっても、色々な埋葬方法によって、選択される墓所なども変わりますね。樹木葬を選ばれる際には、色々な条件なども良く選定し、自分たちの形にあった樹木葬を探されるとよいでしょう。
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