お墓を持たない|無縁化の心配なあなたへ

夏本番!週末の夜になると、ドーンドーンと花火大会の音がまた一層夏を演出してくれますね。さて今回は、家族の在り方で無縁化を心配されている方や、無縁化になる可能性からお墓を持たない選択をされた方に読んで頂きたい内容です。お墓を継がれる選択をされた方でも、次世代へバトンタッチされる時にも役立つ内容です

目次

  • お墓を継ぐ人がいない?
  • 無縁のお墓はどうなるの?
  • 無縁化が心配な方あなたへ
  • まとめ

お墓を継ぐ人がいない?

先祖代々のお墓を守られてこられた方や、これから新しく自分たちの代のお墓を作っていこうと考えらえれている方も、次の代の子供達がお墓を守ってくれることを考えたことはありますか?誰が受け継ぐ?こちらの記事を参考に↓
0309お墓を継ぐ人が居ない方に読んで頂きたい記事はコチラ↓
160514勝田「跡取りもいないし、お墓の面倒を見る人がいなくなってしまうけど・・・」

無縁のお墓はどうなるの?

無縁になったお墓には、誰もお墓参りに来る人もいないので、荒れていくことでしょう。また管理料や、寺院墓地の場合は護寺会費なども支払が滞ったり、墓地管理者からの所有者へ連絡がつかなくなってしまうこともあります。
最終的には、墓地の管理者が無縁であると、判断することになりますが、最近ではお墓に「このお墓に縁の方は事務局までご一報ください」という看板を目にすることもありますが、この告知から後1年でお墓は「無縁墓」となり、自治体の許可を得てお墓は撤去され、ご遺骨などは合祀(永代供養墓など)されてしまいます。詳しくはこちらの記事で↓0330

無縁化が心配な方あなたへ

現在、無縁仏は誰にも起りうると言われています。少子化や人口の流動化、そして家族や先祖といった概念が少しずつ変わってきているのが要因です。アドバイス(提案)として下記を上げてみました。

ご家族(子供)との相談

「子供が必ず継いでくれるはず」と決めつけたり、今までのお墓のかたちに固執せず、事前に子供や家族とよく相談されるのが一番の解決方法ではないかなと、私は考えます。自分たちの代では、先代からのバトンタッチとして受け継いできたお墓や供養の方法がありましたが、現在では長男でも住まいが別になっていたり、仕事の都合で子供達が遠方に出ていることも多いです。

継承を必要としない、新しい供養の形へ

「樹木葬」とは?↓
0329
「散骨」とは?↓
0301
「永代供養墓」とは?↓
"160426福島</p

本山納骨(浄土真宗)や手元供養

浄土真宗は、世間一般の先祖供養やお墓の習慣とは違う独自の考え方があります。ご興味のある方や、浄土真宗の方必見↓

160713藤田「浄土真宗の方、本山とお墓に分骨する方が多いことを知っていますか?」
分骨という選択もあります。身に着けても供養できる「手元供養」とは?↓
160722谷澤「手元供養で身近にいる実感・・遺骨ペンダント編 」

まとめ

先代からのお墓を受け継ぐ方や、これからお墓を建立しようと考えている方も、「お墓の跡継ぎ」「お墓のゆくえ」は課題になり、そして子供や家族とも将来について話し合える良い機会なのではないでしょうか。現在では新しい供養の形も増えていますので、もうすぐやってくるお盆で家族が集まる時にこそ話題にしてみるのはいかがでしょうか?

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