こんにちは!牧之原石材の福島です。今日は、遺骨に関する素朴な疑問です。葬儀が終わり、自宅で49日忌まではお祀りされる方が多いと思われますが、その後お墓があるお宅では納骨しますが、すぐに納骨したくない・まだお墓や供養の方法を検討しているという方は、いつまで仏壇に置いておけるのか?またずっと仏壇でお祀りしてもいいものなのか?をお話していきたいと思います。
目次
- 仏壇に遺骨はずっと置いておける?
- 最近は遺骨を保管できる仏壇があります!
- まとめ
2017年2月6日リライト(追記)しました。
目次
仏壇に遺骨はずっと置いておける?
まずは、そもそも遺骨を自宅で保管する事は良いのか?というとこです。
詳しくはコチラ↓
保管に法律上の手続きや問題はありませんので、ずっと仏壇へ置いておけます。最近では、仏壇へ分骨し小さな骨壺でお祀りする「手元供養」なども増えています。
しかし、仏教徒の場合、仏教の教義上では遺骨を持ち続けるという事が「執着」という形になりあまり好まれていないようです。また、遺骨を管理する方(持ち主)が亡くなられた後、遺骨を供養する方が決まっていない場合は、そのまま行き先を失ってしまうこともありえます。
最近は遺骨を保管できる仏壇があります!
最近では、仏壇の下のスペースに遺骨(骨壺)が入るスペースのある仏壇を目にします。また「粉骨」し、お骨を小さくした後、納める方も増えているようです。
粉骨とは?→粉骨サービスとは?どのような人向けのサービスなの?
また、「手元供養」として、仏壇内スペースに置けるほどの小さな骨壺に入れお祀りしたり、最近の住宅事情を反映した小さな仏壇や、写真立てやモニュメントとして遺骨を中に入れ仏壇としてお祀りする方法もあるようです。
※仏壇とは、開眼(入魂)が終わりますと『仏塔』となり、そこは仏の居ます浄土になるそうです。
まとめ
遺骨の仏壇でのお祀りについて、特に法律上の決まりはありませんので期限を気にせず置くことは可能です。しかし、火葬後の骨壺のまま仏壇に置く場所の問題や、将来の継承問題も課題になります。現在では、粉骨をしお骨を小さくして、保管(お祀り)する方法や、新しいスタイルがどんどん出てきています。しかしやっぱり、故人には安らかに眠りについて欲しいと考える方々も多く、お墓を考えられる方もまだまだ多いです。大切な故人を想い、家族で相談していただきたいと思います。
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