芝台ってなに?芝台ありのお墓と芝台なしのお墓の違い

161001勝田 「芝台ってなに?芝台ありのお墓と芝台なしのお墓の違い」

石材店の展示場や石材店のチラシ、実際に墓地にあるお墓をよく見てみると芝台が付いているお墓と、付いていないお墓があります。芝台と聞いても「何?どこの部分?」と思う方も多いかと思います。墓石の部材の一部なのですが、芝台の意味と芝台のある、なしの違いを理解していただけると、お墓づくりの幅も広がりますので参考にしてみて下さい。

目次

  • 芝台とは?
  • 芝台のあるお墓と芝台のないお墓の違い
  • まとめ

芝台とは?

石塔部分の一番下の台の事です。特に必ず付けなければいけない部材ではありませんが、和型墓石には付けるのが一般的です。4本の石材を組み合わせたタイプと1枚板を使用したタイプとあります。大きさは石塔のサイズやデザインによって異なります。土台(外柵)の大きさによっても変わってきます。
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芝台のあるお墓と芝台のないお墓の違い

デザイン(景観)と、お墓の高さが変わる事が大きな違いです。芝台ありと芝台なしのお墓のメリットとデメリットをまとめてみました。

芝台あり

芝台あり

 

メリット
お墓の総高さを高くすることができる。
デザイン性が高くなり、見た目が立派になる。
土台のつくりにもよるが、納骨室を大きくすることができる
デメリット
石材の量が増えるので、お墓を建てる費用が高くなる

芝台なし

芝台なし

 

メリット
石材の量が減るので、お墓を建てる費用を抑えることができる。
高さを低く抑えれるので、お掃除がしやすい。
デメリット
土台のつくりにもよるが、納骨室をあまり大きくできない。
墓誌(法名碑)の高さとのバランスが取りにくくなる。

まとめ

もともと、必ず付けなければならない部材ではないので、つけるのとつけないとで大きな問題となる理由はありません。費用の面でも、選ばれる石の種類によっては、それほど違いがでない場合もあります。土台(外柵)の形状によって、納骨室の大きさに全く影響がない場合もあります。どちらにしようか迷われた場合には、芝台ありとなしの両タイプの図面と見積書を作成し、比較していただくとわかりやすいと思いますので、ご相談していただければと思います。霊園や墓地により高さ制限があるため、デザインによっては、芝台をつけたくてもつけれない場合もあります。また、土台の大きさによっては、墓誌(法名碑)や塔婆立を付けた場合にスペースの都合でつけれない場合もあります。見た目の豪華さ、お墓の高さ、費用、納骨室の大きさなど、どの項目を優先として考えるかによって、お墓のデザインも建て方も変わってきますので、石材店としっかり相談することが必要です。
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