終活|こんな時はどうしたらいいの?困ったときに頼れる専門家を教えます。

161011岩堀「終活|こんな時はどうしたらいいの?困ったときに頼れる専門家を教えます。」

最近よく耳にする終活。でも実際に終活とは何をしたらいいのか?わかりませんよね。今回は、「遺言書」「贈与税・相続税」「成年後見制度」について、頼れる専門家をご紹介していきたいと思います。
まずエンディングノートというものを活用してみてください。自分自身の歴史や希望を記すことができ、内容は一律ではないですが主に、「自分史」「介護の希望」「延命措置」「葬儀」「相続」に関する希望を書き込めるノートです。質問に従って答えを自分で書いていくものなので簡単ですし、いざ遺言書を作成しようと思ったときに役立ちます。エンディングノートが残っていれば家族もわかりやすくて安心できるかと思います。エンディングノートを作成してから「遺言書」「贈与税・相続税」「成年後見制度」について専門家に相談するととてもスムーズです。

目次

  • 遺言書を作りたいとき
  • 贈与税や相続税について知りたいとき
  • 成年後見制度について知りたいとき
  • まとめ

2017年2月28日リライト追記しました。

遺言書を作りたいとき

エンディングノートを書けば遺言書の代わりになるんじゃないの?と思われる方はたくさんいらっしゃいますが、遺言書には厳格な書式があるため、その書式を守らないと法的に有効な遺言書にはなりません。法的に有効な遺言書(公正証書遺言)を作成したい場合には、近くの公証役場の公証人に依頼することができます。相談自体は無料で行うことができます。その際に、通帳のコピー・不動産の権利書・固定資産税の納税通知書など、自身の財産がわかる資料を用意すると、公証手数料の見積もりを出してくれます。
また、公証人に依頼せず、自分で遺言書を作成する場合、自分の書いた遺言書(自筆証書遺言)の内容が法的に有効か、誤りがないかなど確認してもらいたい場合は、行政書士に見てもらうのがいいです。自筆証書遺言の書き方を聞きたい場合には、公正証書遺言の相談と同じように、具体的な希望と財産の情報をまとめておくとスムーズです。この時にエンディングノートが活用できます。

贈与税や相続税について知りたいとき

贈与税や相続税については、税理士に相談するといいでしょう。特に相続税の場合は、相続専門の税理士を探すようにして下さい。相続税の分野は奥が深く専門でないと、適切なアドバイスがもらえないことがあります。相談する際に、贈与税は、贈与金額と相手がはっきりわかるように準備をしておくと、正しい計算ができます。相続税は、相続人がわかる資料・不動産に関する資料など、できるだけ関係する金額がわかる資料を用意しておくとスムーズです。この時にエンディングノートをまた活用することができます。

成年後見制度について知りたいとき

もし年を取り認知症になったら、誰かの手を借りなければならなくなります。
その為に、介護保険や健康保険があるのですが、実際に自分に合ったサービスが受けられているかを見てくれる人のことを「成年後見制度」といいます。被後見人に代わって、財産と費用を勘案して本人に適した介護サービスや介護施設への入所といった契約をするなど、たとえ認知症になってもその人らしく快適に暮らせるようにサポートしてくれます。成年後見制度について詳しく知りたい場合には、家庭裁判所法務省のパンフレットが参考になります。また、さまざまな士業団体が組織するサポート団体を利用するのも良いかと思います。

まとめ

いかがでしたか?少しでも終活について参考になれば幸いです。
エンディングノートにもさまざまな種類がありますが、ぜひ活用して頂けたらと思います。また、当社マキセキにも終活カウンセラーが在籍しておりますので、お気軽にご相談ください。エンディングノートの書き方もサポートしています!健康な内に、自分の身の回りをきちんと整理すると、何を準備しておけばいいのか明確になり、何の専門家に相談すればいいのかもわかりやすくなります。家族に伝えるにもとても分かりやすく、ご自身の希望を伝えることができるのではないでしょうか。

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