【お墓を建てる時の気になるポイント】の1つに土台の高さがあります。「隣のお墓に合わせた方がいいの?」「土台の高さに決まりはあるの?」などの問い合わせも多くいただきます。今回は「お墓を建てる時の土台の高さをどのように考えたらよいのか?」の疑問を解消していきましょう。
目次
- お墓の土台の高さに決まりはありません
- 周りのお墓に揃えるのが一般的です。
- まとめ
目次
お墓の土台の高さに決まりはありません
お墓をつくるときに、和型だからこの高さ、洋型だからこの高さというように、土台の高さに決まりがあるわけではありません。現在一般的に用いられる土台の高さは20寸(60㎝)くらいが多いです。20寸(60㎝)以上にになることは少ないですが、デザインによっては、20寸(60㎝)より低い土台にする事は多くあります。但し、寺院や霊園などには、あらかじめ土台の高さが設定されている場合もありますので、墓地の定めるルール(規約)に基づいて土台の高さを決めるようになります。
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お墓の土台(外柵)にもデザインがあるんです。
周りのお墓に揃えるのが一般的です。
お墓の土台の高さに決まりが無ければ、何を基準にしたらよいのでしょうか?一般的には、両隣のお墓や同じ墓地にあるお墓の土台の高さを基準にします。周りの土台の高さに合わせると、見劣りしないと思われるからです。隣のお墓より土台が低くなると、お墓全体の高さも低くなることが多いため、お墓自体が小さく感じることもあります。しかし、デザインによっては、低い土台の方が似合う場合も多々あります。墓地で定められたルールの範囲ないであれば、自由に高さを調整できます。近ごろは、遺骨を骨壺のままでお墓に納骨する事が多いので、骨壺のサイズに合わせて土台の高さを決める場合もあります。土台の高さを低くすると、使用する石材の量が少なくなることが多いため、費用面を考えて高さを調整する場合もあります。
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静岡県での一般的な骨壺のサイズ
まとめ
周りのお墓と土台の高さが揃っていると景観的にも美しく見えるため、霊園などでは高さを決めてルール化しているところもあります。まずは、ご自身の墓地のお墓を立てる際のルールを確認していただき希望のお墓のデザインと併せて石材店に相談していただくのが良いと思います。図面で周りのお墓とのバランスが確認できると分かりやすいですね。牧之原石材では、墓地の写真と完成予想図を組み合わせた合成の図面も作成しておりますので、より実際に近いイメージで確認していただくことができると思います。お気軽にご相談ください。