こんにちは!だんだん日中過ごしやすくなってきました。さて、今人気のお墓のデザインですが、土台も石塔部分も同じ墓石の種類で、デザインしたお墓を紹介します。塔婆立のつくりは特に参考になるかと思います。今回のお墓はコチラです。
目次
- 墓石の種類について
- 石塔部分のこだわりについて
- 土台部分のこだわりについて
- まとめ
目次
墓石の種類について
まず、墓石の種類に関しましてはインド産のM1-Hという石を使用しています。M1-Hという石は、非常に硬く、吸水率0%と言われています。また、同じデザインの部材をM1-Hと他の墓石と重さを比べると、M1-Hの方が重くなります。それだけ石の密度が高いということになります。見た目の印象や色は黒い石ですが少し、緑の斑があり一般的な真っ黒な墓石より少し優しい雰囲気がある石種です。牧之原石材ではカラーの完成予想図を作成しご案内できますので、他の墓石の種類と比較することもでき『すごくイメージしやすいし、わかりやすいね』とありがたいお言葉をたくさん頂いています。
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石塔部分のこだわりについて
石塔部分はとにかくシンプルな中にも優しい雰囲気を出すために、上部と側面を丸くしました。また、どっしりした安心感も出せるように石塔の下部にいくに従い、幅と奥行きを広げました。さらに、上台と花立・水鉢に関しては、メインの石塔と同じように丸く加工し、統一感を出しました。
土台部分のこだわりについて
土台部分に関しましては、『墓地の面積が狭い場所でおしゃれなお墓を建てると…』というテーマで作り始めましたので、墓誌(戒名板)をどこに付けるかを迷いました。今回のデザインでは、納骨蓋の幅を通常より広くつくり、納骨蓋に戒名や故人のお名前などを彫刻するようにしました。そうすることで、全体のスッキリしたイメージを損なわずにシンプルな見た目を維持できました。また塔婆立を土台と一体化するように工夫をし、塔婆立に水がたまらないように、水抜きの穴を空けました。
まとめ
今回のデザインは、土台部分と石塔部分を同じ種類の墓石のものを、紹介いたしました。もちろん、土台部分と石塔部分が違う種類の墓石を使用してもOKです。完成イメージ図を作成出来ますので、様々な種類の墓石でシミュレーションをした中から、気に入られたデザインをお選び頂いております。墓地の大きさや、通路の幅の大きさなど、様々な要因を考慮しながらデザインを致しますので、お墓を建てる予定の墓地に専門のアドバイザーをお連れしご相談されることを、オススメいたします。
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