こんにちは、牧之原石材です。先日、ある寺院墓地のお墓を解体するというご依頼がありました。内容はお墓を全て解体・処分してその区画は更地に戻し、納められていたお骨は、寺院の永代供養塔に納骨して供養するといった内容でした。近年では、お墓を「解体→永代供養塔」といった供養の流れが増えてきました。今回のお客様は自宅が神奈川県の横浜にあり、お墓は静岡にある為お墓の維持管理が難しいといった理由から、墓じまいをして永代供養塔への納骨を選んだそうです。このように、「お墓が遠方にあって、お墓参りも含めてお墓の維持管理が難しい」といった場合の対処法をいくつかご紹介させていただきたいと思います。
2016年11月17日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2018年8月17日に改めて公開しています。
目次
- 解体して永代供養塔へ
- お墓を引っ越す
- その他の供養方法
- まとめ
目次
解体して永代供養塔へ
皆さんに最初にご紹介させていただく方法が、冒頭でもお話しした「お墓を解体し、お骨を寺院や霊園の永代供養塔へ納めて供養をしていく」方法です。この場合お墓自体を解体してしまうため、以後お墓とその供養にかかる手間・費用共に抑えることが出来ます。永代供養には様々な種類があり、それぞれ特徴があります。永代供養の種類と特徴についてご紹介させていただいた記事がありますので、興味のある方はご覧下さい。
お墓を引っ越す
次にご紹介させていただく方法が「お墓を維持管理のしやすい場所(ご自宅から近いお寺・霊園)へ引っ越すという方法です。お墓を引っ越すといっても種類があり、お墓全部を引っ越す方法や、お墓のリフォーム等を兼ねて部分的に新しく作成し、一部は既存のお墓を使用する方法等があります。お墓を引っ越すという事は身近にお墓がある事で移動する距離や時間の軽減になりますし、なにより、いつでもお墓参りが行えるという事で気持ちも楽になる為、重要なポイントになるかと思います。また、引っ越しにかかる費用に関しては、引っ越す場所や新しい石を使用するかどうか等によってばらつきがあります。その他引っ越しの詳しい手順や説明、必要な物等はこちらをご覧下さい。
その他の供養方法
これまでご紹介させていただいた2つの方法以外にどのような供養があるのかご紹介致します。
1.手元供養
手元供養はとは、お骨をペンダントやネックレス等の身に付けられる物や、ご自宅に飾っておける小さな骨壺へ納めて、その名の通り手元で供養を行うといった新しい供養の方法となります。この方法の場合、お骨を分骨(手元供養・お墓へ納骨)し、お墓を解体しないという選択もできます。
2.お墓参り代行サービス
「解体や引っ越しはしたくない。手元供養もしっくりこない。」というような方にお勧めの方法の1つです。お盆や正月等はお墓参りに行くが、それ以外の時になかなかお墓参りに行けない。お墓が汚れたり、供花を枯れてしまうのはご先祖様に申し訳ないといった方にもおすすめの方法がお墓参り代行というサービスです。こちらは文字通り、普段お墓参りに行けない方の代わりに有料でお墓のお掃除や供花を行ってくれるというサービスになります。費用こそかかってしまいますが、こういった業者を利用するのも1つの方法としてご参考にしていただければと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?遠方のお墓の維持に困っている方にとっての選択の1つになればと思っております。実際に困っている方も、後々お墓の維持管理やお墓の引っ越しについて考えている方も、一度最寄りの石材店へご相談ください。勿論、当社でも引越しや解体。お墓参り代行サービスも承っております。お気軽のご相談ください。→0120-148-548