遺影ならぬ、「遺フィギュア」ってなに?

161113岩堀「遺影ならぬ、「遺フィギュア」ってなに?」

こんにちは。「遺フィギュア」ってご存知ですか?私も最近雑誌で見て知って驚きました。知らない方もまだまだ多いかと思いますが、終活フェアの人気コーナーになってしまうほど遺影を生前に用意される方も増えてきているので、遺影の新しい形としてご紹介していきたいと思います。

目次

  • 遺フィギュアってなに?
  • 遺フィギュアの価格はどれくらい?
  • まとめ

遺フィギュアってなに?

遺影よりもより一層故人を感じられる様に、「3Dプリンター」を活用したリアルな人形を「遺フィギュア」と言います。3Dプリンターは、データをもとに複雑な物を作りあげることができるため、産業や医療分野で幅広く活用されています。製作手順は、2パターンあります。1つ目は、写真からデータを起こす方法です。写真の状態によって製作期間が異なります。2つ目は、生前に準備する場合になりますが、本人の全身を3Dスキャナーで撮影しそのデータから製作していきます。だいだい完成まで、メーカーによりますが、2ヶ月程度で出来るそうです。結婚式に参列して欲しいので亡き祖父のフィギュアを作って欲しいと言ったケースもあった様です。大きな仏壇を置くことができない為、最近増えてきているコンパクトでモダンな仏壇に丁度いいと注目されています。

遺フィギュアの価格はどれくらい?

3Dプリンターを使って作るとなると高そう…といったイメージがありますよね。メーカーにもよりますが、3Dスキャナーで撮影し製作すると15センチのものでだいたい4万円~くらいです。写真からデータを起こす場合は手間がかかるので、6万円~とお値段もお高くなります。3Dプリンターを使ってリアルに製作してもらう為、故人がまだそこにいて見守ってくれているような気になれるのではないでしょうか。頼むメーカーによっても価格は違ってくるかと思いますが、高いか安いかは必要とする人の価値観によって変わってくるかと思います。

まとめ

遺フィギュアとはまた異なりますが、牧之原石材ではお手持ちのお写真をお墓に彫ることができます。大切にしているペットの姿を彫られる方が多いです。大好きな車をオブジェにした方もいらっしゃいます。写真だけでは色褪せてしまったりすることがあるので、こういった「形」に残せる物の需要が増えてきているのかもしれません。

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